宮古島のパワースポットを紹介!金運・恋愛運・子宝の運気アップ!

観光

「美しい宮古島に行ってエネルギーをたくさんもらいたい!」と考える人も多いことでしょう。
宮古島のパワースポットには金運や恋愛運など、さまざまなご利益があります。
昔からの歴史がある場所や、個人が作成した場所など、そこに行かなければ見れない景色も多いです。

今回は、宮古島のパワースポットをご紹介していきます。

琉球の神様を祀る聖域「御嶽(うたき)」とは?

御嶽は信仰における聖域の総称で、琉球王国が定めたものです。私たちが行く神社のような場所で、沖縄県にはおよそ400の御嶽があります。御嶽になる場所は森や泉の場合もあれば、島全体の場合もあるわけです。たとえば、宮古島より沖縄本島に近い「久高島」は、神の島と呼ばれています。

昔から神様が存在する場所や降臨する場所だと考えられていて、その信仰は現在も地域に引き継がれています。御嶽は場所により、地元の人たちもむやみに立ち入らないような聖域です。

沖縄には、昔から神様と対話できるのは女性だという考え方があります。そのため男子禁制であったり、絶対に入れなかったりする場所があるので、必ず調べてから行くようにしましょう。

沖縄の信仰の基本は、自然や祖先を崇拝すること。日本の原始的な信仰と通じるところがあります。御嶽で特に神聖な場所には自然石を祀り、「イベ」や「ウブ」と呼んでいます。宮古島のパワースポットにおいて石は思い入れのあるものなのです。

現在の沖縄県に多い御嶽は、入り口に鳥居を設置しているものです。これは、明治維新からの琉球処分の政策によるものだと考えられています。とはいえ、それ以前から鳥居のあった御嶽も存在するため、定かではありません。

琉球の信仰は現在でも、地域に引き継がれています。琉球神道における女性の祭祀は「ノロ」といい、地域の女性やノロによって多くの御嶽が守られているのです。

最初は「漲水御嶽(はりみずうたき)」でご挨拶

漲水御嶽

「漲水御嶽」はガジュマルの木が茂る神秘的な場所にあるパワースポットです。諸説ありますが、漲水御嶽は琉球王国の建設以前から歴史があると言われています。「人間がこの世界に誕生する前に、2人の神様がこの土地に来て全てのものを生み出した」と語り継がれているようです。

宮古島創世の神話が残っており、原点そのもののような場所なので最初に行くのがおすすめです。
できれば宮古島に入るときだけじゃなく、帰るときにも漲水御嶽に挨拶をしましょう。お伝えした通り、気軽に立ち寄れない御嶽も多いです。漲水御嶽に行くときは謙虚な姿勢を忘れないでくださいね。

また、神聖な場所なのでマナーを守る必要があります。漲水御嶽では地元の方の邪魔にならないよう配慮しましょう。一礼する場所は「入るときの鳥居の前」「門の前」「鳥居から出るとき」です。また、私語はできるだけ控えてください。

漲水御嶽のすぐ近くには、国指定の文化財「仲宗根豊見親の墓」があります。仲宗根豊見親の墓は、漲水御嶽を築いたと考えられる宮古島の首長が、父親のために建てたお墓です。当時の石像技術が垣間見れるスポットなので、漲水御嶽に来たときはぜひ仲宗根豊見親の墓にも行ってみてください。

【漲水御嶽の情報】
住所:沖縄県宮古島市平良西里 史跡漲水御嶽と石垣
アクセス:宮古空港から車でおよそ14分

宮古島の金運上昇パワースポット

宮古神社

宮古神社

宮古神社は1590年に創建された神社で、金運や商売繁盛などのご利益があると言われています。金運だけに限らず厄除けや縁結びなどのお守りも販売しているので、目的に合わせて選んでくださいね。宮古神社に祀られている神様は以下の通りです。

【熊野三神】
伊弉冉大神
速玉男之神
事解男之神

【豊見親三神】
與那覇恵源命
目黒盛定政命
仲宗根玄雅命

宮古神社は日本最南端に位置しており、島の高台にあります。天気が良ければ素晴らしい景色が見られることでしょう。また、宮古神社では御朱印を販売しているので、日本最南端の珍しい御朱印が購入可能です。

宮古神社から車でおよそ5分の場所に、公共のパイナガマビーチがあります。すぐ近くなので、宮古神社だけじゃなくパイナガマビーチにも行ってみてください。

【宮古神社の情報】
宮古神社
住所:沖縄県宮古島市平良西里5-1
アクセス:宮古空港から車でおよそ15分
TEL:0980-72-6137
駐車場:有り
公式Webサイト:http://www.miyako-jinja.com/

ヌドクビアブ

ヌドクビアブ

「ヌドクビアブ」は、宮古諸島の伊良部島にあるパワースポットです。ヌドクビアブの語源は宮古島の方言で、「ヌドクビ」には喉首、「アブ」には縦穴という意味があります。

サトウキビ畑の中心にあるので「まさかこんなところにあるなんて」と驚く人も多いはず。自然が作った洞窟のため場所が分かりにくいことから、戦時中は防空壕として使われていました。

ヌドクビアブの入口には看板が立っています。看板の左側にある石垣に沿って歩いていくと、静かで神秘的な空間に包まれるでしょう。鍾乳洞の中で自然の音だけ聴く経験は、都会に住んでいたらなかなかできませんよね。パワースポットに来たことが実感できます。

【ヌドクビアブの情報】
住所:沖縄県宮古島市伊良部
アクセス:宮古空港から車でおよそ22分 宮古島から車またはバスで伊良部島までアクセス可能
電話番号(宮古島市観光商工部):0980-73-2690

フナイマーク

フナイマーク

「フナイマーク」は、宮古空港の敷地内にあるパワースポットです。地面にモザイクタイルで描いた模様をフナイマークといいます。経営コンサルタント会社の代表取締役、船井幸雄氏が夢で見た図形を描いたとのことです。船井幸雄氏は「一粒の人生論」などの自己啓発書を書いているので、見たことがある人もいるのではないでしょうか。

フナイマークの中心に立つと、良いエネルギーが集まると考えられていますよ。パワースポットが好きな人でもあまり知らない人も多い、知る人ぞ知る場所なのです。

【フナイマークの情報】
場所:宮古空港の玄関前 沖縄県宮古島市平良下里1657−128

宮古島の恋愛運上昇パワースポット

通り池

通り池

「通り池」は下地島にある2つの池の総称で、県の天然記念物に指定されています。通り池と呼ぶようになったのは、2つの池が地下で繋がっているからなのです。通り池がある場所は琉球石灰岩に覆われた海岸段丘上なので、高台に位置しています。「龍の目」との別名もありますよ。

また、海側に位置する池は洞窟で海と通じており、とても珍しい環境です。通り池は2つの池が並んでいる見た目から、恋愛運上昇のパワースポットだと考えられています。

通り池の周辺は水に溶けやすい岩石が侵食されてできた「カルスト地形」となっていて、独特な景色を作っているのです。

下地島は離島ですが、伊良部大橋が開通したことにより伊良部島経由で行ける島になりました。カップルで宮古島に訪れたときには、ぜひ通り池にも行ってみてください。

【通り池の情報】
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田
アクセス:宮古空港から車でおよそ30分

石庭

石庭

宮古島の石庭は、地元に住んでいた新城定吉さんが1人で作った観光スポットです。個人が作った石庭のためガイドブック等にはほとんど掲載しておらず、知る人ぞ知るパワースポットになります。とはいえ少しずつ話題になっているので、地元の方に道を尋ねると辿り着けるでしょう。

石庭を見学するときは注意が必要です。「神聖な場所なので、出入りするときは声をかけてください」とのこと。個人の邸宅の中ですから、マナーを守って利用しましょう。

石庭のサークル内は、靴を脱いで裸足で歩いてください。きちんと立札があるので、分かりやすいですよ。石庭には良縁や子宝、病気平癒などのご利益があると考えられています。

【石庭の情報】
住所:沖縄県宮古島市平良下里2309
アクセス:宮古島中心部から車で約 11分
電話番号:0980-72-6751

竜宮城展望台

竜宮城展望台

来間島にある「竜宮城展望台」は島全体を見渡せるパワースポットで、恋愛成就や良縁結びなどのご利益があると考えられています。「伊良部大橋」や「来間大橋」などを大パノラマで見られるので、宮古島に来たらぜひ立ち寄りたいスポットです。

実は、来間島と宮古島の間には1995年まで橋が架かっていませんでした。そのため移動の手段が船だけしかなく、島の住民は運航の安全を竜宮神にお祈りしていたわけです。

それから時間が経過して2つの島の間に橋が架かってからも、島の住民は竜宮神への感謝の気持ちを忘れていません。そこで建設に至ったのが、竜宮城展望台なのです。

【竜宮城展望台の情報】
住所:沖縄県宮古島市下地来間
アクセス:宮古空港から車でおよそ19分

宮古島の子宝・安産祈願パワースポット

ハート岩

ハート岩

「ハート岩」は、宮古島と池間大橋で繋がっている池間島で見られます。干潮時にしか見られない写真映えするスポットを、テレビや雑誌などで見かけた人も多いことでしょう。

ハート岩は「イキヅービーチ」という小さなビーチにあります。ビーチ自体はこぢんまりしていますが、NHKの連続テレビ小説のロケ地になったので一気に広まりました。

人気の観光スポットのため、シーズン中はハート岩を見に来る観光客がとても多いです。まるで、型でくりぬいたようなハート型からは、青い海と空が見えます。ハート岩は大津波で運ばれてきた形だと言われており、子宝に恵まれるご利益があると考えられていますよ。

【ハート岩の情報】
住所:沖縄県宮古島市平良池間
アクセス:宮古空港から車で30分ほど

友利のあま井(ともりあまがー)

友利のあま井

友利のあま井は洞窟の奥底にあり、地下深くから湧き水が溢れるスポットです。県指定有形民俗文化財に指定されています。

友利のあま井があるのは、サトウキビ畑が広がる土地です。入り口にある一本の細い道が、自然にできた洞窟の中へいざないます。洞窟の奥に進むと、そこだけ違う時間が流れているかのように静かです。

友利のあま井に来ると、島の住民が湧き水を汲みに訪れた歴史に思いを馳せることができます。命の湧き水やおごそかな洞窟に、パワーを感じる人もいることでしょう。厄除開運のご利益があるパワースポットとしても広く知られています。

【友利のあま井の情報】
住所:沖縄県宮古島市城辺字砂川1137
アクセス:宮古空港から車で約 25分

大神島

大神島

お伝えした通り、宮古島のパワースポットには島全体が聖域の場所があり、その1つが大神島です。地元の住民から神様のいる島だと考えられています。とはいうものの、沖縄で長く過ごしている人が「大神島に行ったことがない」という例も少なくありません。沖縄の人ですら、未知の島だと言えるわけです。

小さな離島である大神島には、観光客は神祭行事がある時期に入れません。それぐらい神聖な場所だというわけですね。個人で島を回るより、ガイドの方が島を案内してくれるツアーの利用をおすすめします。

【大神島の情報】
住所:沖縄県宮古島市平良大神
アクセス:宮古島の島尻港から船でおよそ15分(便の数が少ないため注意)

宮古島のパワースポットを巡って運気を受け取りましょう

宮古島のパワースポットには金運や恋愛成就など、いろいろな種類があることが分かりました。洞窟や展望台など、その場所でしか楽しめない景色を味わってください。宮古島のパワースポットの効果はそれぞれ違いますので、目的に合わせて行ってみてくださいね。

関連記事

TOP